人力はてな検索で無視されすぎて笑える件

http://q.hatena.ne.jp/1250189952

気になっていたので、公明党から推薦を受けていない自民党候補の一覧について、人力はてな検索で聞いてみたのだが、まったく反応がない。lol
仕方ないので、自分でピックアップしていようと思う。
やることばかり増えてしかたない。(;´Д`)

ブログ界のマスコミ信奉に絶望した!@若者・ブロガー×民主党ネット座談会

8月13日、六本木ミッドタウンのYahoo!本社内にて、20〜30代の若者約60名が参加して岡田克也民主党幹事長同席の“座談会”が開催された。座談会の模様は、Yahoo!がストリーミング中継した(現在、Yahoo特設サイトにて動画を視聴可)。
民主党の公式ニュースでは、下記のように報じている。

 「日本の将来像や政策について若者たちと直接語り合おう」と、13日夕方、党が主催する『若者・ブロガー×民主党』ネット公開座談会が東京・六本木のYAHOO!本社内で開かれ、その模様はインターネットで生中継された。民主党からは、岡田克也幹事長、福山哲郎政調会長代理、大塚耕平政調副会長、蓮舫参議院議員が出席。党や公共政策プラットフォーム「プラトン」からの呼び掛けで集まった約60名の参加者からの思いのこもった熱い質問に、交互にマイクを握りながら分かりやすい言葉で答えた。

民主党:『若者・ブロガー×民主党』ネット公開座談会開催 岡田幹事長ら若者と意見交換(冒頭部分引用)
http://www.dpj.or.jp/news/?num=16834


また、ネット媒体のJANAJANも座談会の模様を伝えている。

「若者にアクセスしたい」民主党がインターネット公開座談会−JanJanニュース
http://www.news.janjan.jp/government/0908/0908138712/1.php



一方、参加者の声をブログ検索で拾ってみた。


「若者・ブロガー×民主党」ネット公開座談会: あべともよの活動日記
http://tomoyo.cocolog-nifty.com/blog/2009/08/post-2af6.html

若者・ブロガー×民主党 メッセージ性の重要さ - Mちゃんの経世済民
http://d.hatena.ne.jp/Mchan/20090814/1250231179

イヤならやめろ! » 8.13木 会場の盛り上がりの割には、世間的に無視されてしまった民主党のイベント
http://www.voicejapan.org/blog/archives/1927

『若者・ブロガー×民主党』は茶番だった - ブログのようなもの(仮)
http://d.hatena.ne.jp/junmk2/20090814/1250196319#


ざっと読んでみたが、「イヤならやめろ」の高橋氏の感想はひどい。

もう一つはマスコミ。

10台以上のカメラが入り、かなりの数の記者が取材していたにも関わらず、23時台のニュース番組ではわたしが見た限り一つも取り扱わなかった。

相変わらず酒井法子のニュースは流すくせに、このようなイベントのニュースは無かったことになる。明日のスパモニとか特ダネではやるかな?

新聞サイトを見ると、かろうじて

衆院選:「4年間は解散せず」民主・岡田氏が明言(毎日jp)

「4年間解散しない」=民主幹事長時事ドットコム

高速道路無料化「首都高・阪神除く」 民主幹事長が表明(NIKKEI NET)

参加者が見たら、「えー、そこかよ」というような内容。
こういうところからマスコミ不信につながっていくんですね。

http://www.voicejapan.org/blog/archives/1927


冷静に考えれば分かることだが、マスコミが詳報しなかったのは単純にニュースバリューがなかったから。それだけ。

そりゃそうだ。あの場で出たような話は、マニフェスト発表会見以降、マスコミ(あるいは他政党)が何回も繰り返し質問し、その都度記事にしてきた内容だからだ。万が一、それまでに民主党幹部と述べてきた内容と相反する発言があればニュースになるが(実際に記事になったのは、そのような発言)、それ以外には「もうすぐ与党になりそうな民主党の幹部が、若者と話しました」程度のベタ記事にしかならないだろう。
マスコミ各社の組織が硬直していて、(特に現場の)政治部記者がそういう記事を書けない(書くとすれば、おそらく社会部や文化部など)という問題はあれど、「僕たちは盛り上がったのに、なんでマスコミは取り上げてくれないんだ」と駄々をこねている子供にしか見えない。

「マスコミ不信」というが、むしろ、なんでマスコミをそんなに過大評価しているのか不思議で仕方がない。
おそらく、世の中の事象はすべてマスコミが報道してしかるべきという前提があるのだと思うが、もちろんそんなことは不可能だ。不毛なマスコミ信奉ではないか。

もし先日の座談会のやりとりの中に、世の中に知らしめる必要のある内容があったならば、それをブログを通じて発信すればいいだけのことだ。仮にそうした内容をマスコミが無視したならば、具体的に問題点を指摘すればいい。
例えば、フリージャーナリストの上杉隆氏やビデオジャーナリストの神保哲生氏は、民主党の会見にて度々「民主党が政権を取ったら、会見を記者クラブ加盟社以外にも開放するか」と質問しており(民主党の答えはYES)、それを大手マスコミ(記者クラブ加盟社)が報じなかった事実とともに発表している。そこまでして、初めてマスコミ批判もできると思うのだが、あの座談会でなにを報じなかったがゆえに怠慢だととらえられるのか、今ひとつ理解に苦しむところだ。


その点、id:junmk2氏の用意していた質問(労働の流動性を確保することが連合の利益に反する場合、民主党はどう判断するのか)は非常に面白い。ニュースバリューもある。城繁幸氏らが繰り返し指摘している問題だ。もし、この質問をマスコミが黙殺したら、それだけでブログ界のスターになれたかもしれない。
民主党幹部が聞かれ慣れている(テンプレ回答が用意されている)財源論なんかよりも、よほど民主党にとってcriticalであるこの質問に岡田幹事長がどう答えるのか、個人的には見てみたかった。