マスゴミと選挙報道と、ときどき眞鍋かをり

はてなに復帰したのは、選挙情報を集める上ではてブが非常に有用なことに気づいたからだ。
特にb:id:biconcaveという人は、各地方紙を含めて選挙区ごとの情勢チェックをマニアックなまでにしていて、非常に助かっている。感謝感謝である。(#´ー`)

個人的に注視しているのは、医師会(医師連盟)の民主党候補推薦と保守系無所属ないしは自民党地方議員の民主党シフトだ。
その典型例とも言えるのが、岐阜1区だろう。

【09衆院選】野田聖子氏も焦る 自民支部が民主支援 岐阜1区 (1/4ページ) - MSN産経ニュース
決戦の夏・岐阜1区 ゆかり氏元後援会も民主新人支援へ : 09衆院選 : 企画・特集 : 中部発 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

職域支部と地方議員は、永らく政権与党自民党の権力維持装置として作用してきたが、小泉構造改革(その最たるものが郵政民営化)と市町村合併(による議員定数削減)によって崩壊しつつある。良くも悪くも「古い自民党」が本格的に成立しなくなってきた。
さらにここへきて民主党優位な情勢が伝えられるにつれ、一部で雪崩現象が起きている。

政治報道はとかく「マスゴミだ」「偏向だ」と叩かれているが、選挙情勢や政局を読み解くための細かいファクトやトレンドをつかむためには、大枠では地方発の情報を含めてマスコミ報道に頼るしかない。
もちろん永田町発の情報だけでは読み解けないこともあるし、最近では国会議員がブログやメルマガで直接発信しているケースも目立つことは百も承知だが。おかしな記事も山ほどある。
要は付き合い方の問題だろうと。100%正しく事象を伝えることなんて不可能なんだから。


そんなことより、最近強く思ったことがある。
例の眞鍋かをりポスター騒動についてだ。
許可を取っていたかどうか、裏に巨大な芸能事務所の思惑が蠢いてたかとか、いろいろ言われているが、そういうことじゃない。

眞鍋かをりポスターが最初にクローズアップされたのは、7月29日付の日刊スポーツに「城内氏援軍に眞鍋かをり」という記事が掲載されてからだ(と思う)。
城内実は、自身のブログによると遅くとも7月27日の時点で眞鍋かをりとの二連ポスターを支援者に配布している(城内実のブログでの書きっぷりを見る限り、それ以前から配布していたのではないか)。*1
だとすれば、有権者が32万人いる静岡7区民は、少なくともはぐれメタル以上には出現確率の高いであろう眞鍋ポスターをどうして見逃してきたんだと疑問に思う。
おまえら、カフェでスイーツ写メってる場合じゃねぇぞ、おい。
こういうネタこそ、ブロガーが第一報を打つべきだったんじゃないだろうか。
マスゴミマスゴミと言う前にね。ヽ(´ー`)ノ


まぁ、要するに俺が言いたいことは、せっかく眞鍋かをりをポスターに起用してるのに、なんでメガネ姿じゃないんだと。
こんな男に国政を任せられるか!! 日本共産党の革命的方針を見習え!!ヽ(`Д´)ノばーかばーか